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職員募集情報

2016年10月27日掲載

消化器内科 スタッフ・後期研修医 募集!

このページは有効掲載期間を終了した過去のお知らせ記事です。

当院で初期研修を行った医師に対しては、 消化器内科をローテートしている際に、生検鉗子操作や、大腸ポリープEMR時の生理食塩水の注入、スネアーによる絞扼、通電、ESDの際の止血鉗子操作、ESTの際のガイドワイヤーの操作などを習熟してもらっています。 また、内視鏡機器の取り扱いを上級医が教授し、引き抜きの操作から学んでもらっています。習得が早ければ、上部消化管内視鏡を上級指導医のもと挿入してもらっています。
後期研修1年目では、これらの習得を確認し、経口挿入から始め、食道、胃、十二指腸と観察を行い、観察が充分になった時点で、生検処置を行っています。
上部消化管内視鏡がある程度可能になり、内視鏡操作に慣れてくれば、下部消化管内視鏡検査を行ってもらいます。まず、指導医の盲腸到達後の大腸観察を行い、見落としのない細やかな観察が可能になれば、下部内視鏡挿入を行います。徐々に慣れ、盲腸到達率が70~80%になった頃より、簡単な大腸ポリープのEMRを行ってもらいます。さらに、同じ頃より内視鏡治療として、緊急内視鏡の止血処置を行います。
ERCPについては、まず乳頭部までの挿入、さらに膵管・胆管の挿入を実施してもらい、挿入が上達し細やかな内視鏡操作が可能になれば、ESTを施行してもらいます。ESDについては、ESDの介助後、上部内視鏡の処置が確実になれば(約2年くらい経験必要)、前庭部の比較的容易な箇所から施行してもらいます。

後期研修医3年目の医師の1年間の内視鏡検査の実績

上部消化管内視鏡514件
下部消化管内視鏡278件
緊急止血(上部下部消化管)処置 28件
大腸EMR60件
ERCP、EST53件
上部消化管ESD15件

以上のように内視鏡を含め、消化器疾患に対するアプローチをきめ細かく指導しています。昔ながらの「見て盗め」的な教育はしておりません。消化器疾患に対して興味のある方は是非見学に来てください。


メールbsoumu@city.sanda.lg.jp
お電話079-565-8000(代表)に電話頂き、
消化器内科・中村もしくは、内視鏡センター長・脇
にご連絡ください。
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