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消化器内科、内視鏡医を目指す先生方へ

まずこのページを見て頂き有難うございます、主に消化管疾患内視鏡診断、治療を指導している消化器内科池田敦史です。

消化器内科・内視鏡センターでは中村副院長、田中診療部長の下11名のスタッフで年間約8000件の内視鏡検査、治療を行っています。

STEP UP方式

当科初期研修をローテートした際にはまず生検鉗子操作や大腸EMR時の局注、スネアによる絞扼、通電、止血鉗子操作、ERCPの際のガイドワイヤ操作などを通じて介助に習熟すると共に内視鏡モデルを使用し内視鏡の取り扱い、操作を学びます。その後胃内観察を上級医と共に行い習得が早ければ上部消化管内視鏡挿入を指導医のもとに行います。
後期研修では上部消化管内視鏡、確実な生検操作をまず習得してもらいながら並行して指導医の盲腸到達後の大腸観察を行い細やかな観察が可能となった時点で大腸挿入を開始、盲腸到達率80%程度となった頃より難易度の低い大腸EMR、内視鏡的止血術などの治療内視鏡や、胆膵領域ではEUS観察や処置後乳頭からの胆管挿入へと進み、その後ESDや未処置乳頭へのERCP,EST,EUS-FNAへとstep upしていきます。全てのステップで治療前に指導医とシミュレーションを行い、治療中は見守りながら時には手替わりをし良好な場面となった時点で再度バトンタッチをするなど細かな指導を行い、治療後は可能な限り早いタイミングでフィードバックを行います。

消化管内視鏡治療、胆膵疾患とも豊富な症例、各分野の指導医の下統一した指導

ESDは例年120-140症例、ERCPは270-280件と六甲山以北では突出した豊富な内視鏡治療症例があり多数の症例を主実施医として施行できることは大きなメリットだと考えています。また当科の特徴の一つで強調したい点が消化管治療、胆膵治療ごとに領域指導医が定まっている為、指導のばらつきがない事です。特に初学者の場合処置のたびに指導が変わると混乱を招くことがあり統一した指導を行う事が上達に重要と考えています。
また週1度の胆膵カンファレンス、ESDカンファレンス、病理カンファレンスを通じて経験した症例の共有を図り、知識のブラッシュアップを行っています。

消化器内科ではさらなる飛躍の為若手医師を若干名募集しています

この様に日中は忙しく充実した環境ですが日中に集中して検査、治療を行う為必ずしも残業は多くありません。また夜間、休日はオンコール制を敷いており10名で分担している為オンオフははっきりした職場と自負しており、この様な環境の下、当院で初期研修を行いそのまま消化器内科医となる仲間が毎年増えています、一方当院は近い将来済生会兵庫県病院と統合し新病院を建設する事が決定しています。病院規模も大きくなりますので更なる飛躍の為、内視鏡を愛する意欲的な仲間を募集したいと考えています。


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