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  三田市民病院における医師・看護師不足による診療の一部縮小について

医師・看護師不足の状況について

近年、臨床研修医制度の創設や診療科の偏在等による医師不足や、7対1(病棟看護職員の入院患者に対する配置割合)入院基本料の新設に伴う看護師不足が、地域医療に大きな影響をもたらしています。当院においても、この4月の大学医局人事異動により複数科の勤務医の引揚げと、看護師不足から次のとおり診療体制を縮小せざるを得なくなりました。

1.医師の退職とその診療について

@腎臓内科医師2名について4月末に1名、5月末に1名退職予定のため、人工透析室は3月末で閉鎖しました。

腎臓病外来は、4月末で休診します。

A放射線科治療医師1名が3月末の退職に伴い、非常勤医師により対応しています。

患者さまの受付は、4月2日より月曜日13:00〜15:00、木曜日9:00〜11:00の週2回となっています。

B小児科医師3名中1名が6月末に退職、4月より1名休業しています。(※「小児科の診療体制について」をご参照ください)

2.看護師の不足に伴う病棟閉鎖について

@当院は、急性期病院として2次医療を担っていることから、急性期で症状の重い患者さまが多く、病棟における看護度も高いことから、医療の質を維持するためにも現行の10対1看護配置体制を堅持することとし、4月1日から1病棟を閉鎖しています。

A看護師確保ができるまでの間、現行7病棟合計300床を6病棟252床に縮小し、病棟運営していきます。

B病床数減に伴う入院患者受け入れについては、更に地域連携強化を推進し、平均在院日数の短縮により、病床利用率の向上を図ります。

医師や看護師の確保については、今後とも引き続き鋭意努力していきます。
患者の皆様には、ご不便・ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。

平成19年5月1日  病院長


 

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