教育体制

看護部では『屋根瓦式教育』を導入し、看護部全体が互いの成長を支援する姿勢を大切にしています。

看護部の教育プログラムは、キャリアラダーレベルに応じた学習内容とし、各自が自分自身の目指すラダーレベル取得に必要な研修を、計画的に受講する主体性を求める研修体系とし、新人看護師の教育には、『新人看護師のためのパス表』を用いて、到達目標とそのための経験内容および支援内容を明確にし、部署間の経験内容に大きな差が生じないようにしています。また、看護部の教育プログラム以外にも、個人の成長スピードにあわせた教育プログラムを立案し実施しながら、無理のない支援ができるように心がけています。さらに、キャリアのある採用者(経験者)や中途採用者、院内異動者に対するサポート体制を活用し、1日でも早く職場に慣れ、個人が持つ能力を発揮できる体制づくりに取り組んでいます。

教育担当者の配置

  • 2009年度より、看護学修士(看護キャリア開発学)を取得した教育担当者を配置し、組織横断的に教育支援を行っています。
  • 新人看護師への教育的な支援や後輩育成を行うスタッフへの支援だけでなく、看護研究のサポートおよび指導を行い、研究計画書の作成から学会での発表までのサポートを行っています。

新人看護師のためのパス表

経験者および中途採用者の到達目標