先輩の声

男性看護師(Nさん/救急重症病棟勤務)

三田市民病院を選んだ理由と魅力

自らが看護師を目指した理由は、「小児がんにより長期入院を余儀なくされた小児とその家族の支えになりたい」という気持ちからでした。大学でも、小児における研究、実習を経験する中でその気持ちも強くなりました。

そして、今後看護師を何十年と続ける上で、すぐに小児科で働くのではなく、基礎を学んだ上で働きたいと思い、実習病院であった三田市民病院の充実した教育体制に魅力を感じ就職しました。

実際に働く中で地域の中核病院として専門的治療の要する様々な急性期~慢性期、ターミナル期の患者の看護を日々行なう事ができ、自らのスキルアップの上でも充実した環境で仕事が行えています。

現在の仕事とやりがい

現在は、救急重症病棟という重症度の高い、集中的な治療が必要な患者が入院される病棟で仕事をしています。元々は小児看護に興味を持ち看護師を目指しましたが、実際に看護師として働く中で循環疾患やクリティカルケア看護の魅力とやり甲斐に気づき、現在に至ります。超急性期の患者の看護においては、患者本人の全身管理はもちろん、家族の精神的ケアや家族背景による様々な問題に対する介入も多職種との連携を通して行なう必要があります。一般病棟に比べ当病棟の滞在日数が短い中で、日々問題点の抽出から解決に向けてスタッフ一丸となり取り組めており、日々の多くの学びを得る事のできる環境で仕事ができる事にやりがいを感じています。

目標にしていること

現在、心不全ケアチームのメンバーとして、日々院内のみならず院外のスタッフとも交流し、循環器疾患患者の疾病管理・支援体制について検討しています。安心した入院治療を受けられるのみならず、退院後も安心して疾病管理を行いながら生活できる地域づくりに少しでも貢献できる事を目標に日々精進しています。