眼科について
眼科では視力や眼圧をはじめとして多くの検査を行います。その一つ視野検査では、自動視野計によるものが一般的ですが、高齢の方や視野が非常に狭い場合には検査が困難なケースも少なくありません。当科では視能訓練士による動的視野検査で、さらに多くの方が検査可能となっています。
糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの網膜疾患や緑内障に対してはOCT(光干渉断層計)を導入し、侵襲の少ない検査で早期発見や病状の把握を行っております。
小児の斜視や屈折異常(遠視等)では視能訓練士が視力や眼位、立体視などを検査し、視機能発達の点で重要な早期発見と長期のフォローアップを行います。

糖尿病網膜症や網膜裂孔など網膜疾患に対しては、マルチカラーレーザーによる網膜光凝固を、急性緑内障発作や白内障術後に発症する後発白内障にはYAGレーザーを利用した治療を行っています。
白内障や重篤なぶどう膜炎、角膜などの感染症については随時、入院治療を積極的に行っています。