外科・消化器外科について
胃がん、大腸がんをはじめとする消化器がんに関してはQOL(Quality of Life;生活の質)をなるべく損なうことなく、安全で根治性の高い治療をめざし、外科手術だけでなく内視鏡併用手術や放射線治療なども集学的にできるよう各科と連携を密にしています。基本的には腹腔鏡下手術を考慮し、根治性が下がる可能性があれば開腹術を選択します。
鼠径ヘルニア、胆石症(胆のう炎)、虫垂炎(もうちょう)など良性疾患では腹腔鏡下手術を第一選択としています。
乳がんについては、乳房温存手術が増加しており、本治療法に欠かせない放射線療法のできる病院としての特徴を生かし、適切な手術適応のもとに積極的に対応しています。
また最近のがん化学療法(抗がん剤)の進歩に伴い、消化器がん、乳がんについても積極的に化学療法を導入しています。 さらに患者さんの利便性を向上するため、外来での化学療法ができる体制をとっています。



専門医制度と連携したデータベース事業について
当院は「一般社団法人National Clinical Database(NCD)」のデータベース事業へ参加しています。