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形成外科

  1. 診療内容
  2. 当科の特徴
  3. 専門外来について
  4. 外来診療日
  5. 診療実績
  6. スタッフ紹介

診療内容

形成外科では、先天性・後天性に生じたあらゆる体表の醜形に対して治療を行います。身体表面の変形、欠損、異常などに対して機能だけでなく整容面(見た目)にも配慮して治療を行っており、手術を中心としてレーザー治療などの手術以外の方法を選択する事もあります。

  • 皮膚軟部組織の新鮮外傷・熱傷、顔面骨骨折、切断指などの手指の外傷
  • 良性皮膚腫瘍、母斑、血管腫、悪性皮膚腫瘍
  • ケロイド、肥厚性瘢痕、瘢痕拘縮
  • 悪性腫瘍切除後の再建、顔面神経麻痺の再建、乳房再建
  • 褥瘡・難治性皮膚潰瘍、虚血や糖尿病性の下肢潰瘍
  • 顔面・体幹・四肢の先天異常
  • その他(眼瞼下垂、腋臭症、巻爪・陥入爪、リンパ浮腫など)

当科の特徴

  • 色素レーザーとQスイッチ付レーザーを導入し、イチゴ状血管腫、単純性血管腫、毛細血管拡張症、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青などが保険診療で治療可能となりました。小児や広範囲の症例では、全身麻酔下のレーザー照射も行っております。
  • ほくろやイボなど良性の皮膚腫瘍を切除することが可能な最新式の炭酸ガスレーザーを導入しました。まずは診察させていただいた上で、その病変の部位や大きさなどを考慮し、手術を含め最も傷跡が目立たなくなる方法を提案させていただきます。ぜひご相談ください。
  • 腋窩多汗症に対するボツリヌス療法を保険診療で行うことができます。においが強い場合は腋臭症に対する手術(皮弁法)を相談の上、選択することもあります。眼瞼痙攣、片側顔面痙攣のボツリヌス治療も可能ですので、ご相談ください。
  • 眼瞼下垂症や、眼瞼内反症など眼瞼疾患の治療も積極的に行っています。

専門外来について

    専門外来は完全予約制です。近隣の医療機関から紹介予約を取っていただくか、通常通り形成外科外来を受診したあとに予約することになりますので、あらかじめご了承ください。
  • レーザー外来

    色素レーザーとQスイッチ付アレキサンドライトレーザー、炭酸ガスレーザーを導入し、イチゴ状血管腫、単純性血管腫、毛細血管拡張症、太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青、脂漏性角化症などの身体表面の疾患を治療しています。小児や広範囲の症例では、入院の上、全身麻酔下のレーザー照射も行っています。
  • 創傷ケア外来

    褥瘡(床ずれ)や下腿潰瘍(膝から足首にかけての難治性の潰瘍)などを主に診療しています。体の不自由な方や車いすの患者さんが多いため、余裕を持った予約時間を設定しています。
  • まぶた外来

    まぶたが重たく開けにくい(眼瞼下垂症)、逆まつ毛(眼瞼内反症、睫毛内反症)、まぶたのできもの(眼瞼腫瘍)まぶたのけいれん(眼瞼痙攣)などに対する治療を行います。
    これらの中でも、特に眼瞼下垂症はテレビや新聞などでも報道され話題となり、治療件数も増加しています。眼瞼下垂症は、加齢やコンタクトレンズの長期装用などにより、まぶたを上げる作用を持つ「眼瞼挙筋腱膜」がまぶたの中にある「瞼板」という組織からはずれたりのびたりしていることにより起こります。これによりさまざまな症状が出現し、生活に支障をきたします(上図参照)。治療は外科手術が基本です。局所麻酔のあと、まぶたを切開し、ゆるんだ挙筋腱膜を瞼板に縫い付けます。加齢でまぶたの皮膚がたるんでいる場合は、余った皮膚の切除を行います。当院では術後の合併症を軽くするために術後数日入院とします。この手術を受けることで視野が広がるだけでなく、肩こりや頭痛が軽減することもあります。

外来診療日

  • 一般外来/専門外来(予約制)

外来担当医表をご確認ください

診療実績

2022年1月1日~2022年12月31日
疾患別手技数 入院 外来
全身・腰麻・伝達
麻酔
局所
麻酔
局所
麻酔
外傷 40 1 56 97
先天異常 13   7 20
腫瘍 55 17 151 223
瘢痕・瘢痕拘縮・
ケロイド
2 0 7 9
難治性潰瘍 43 10 5 58
炎症・変性疾患 11 14 39 64
その他
(眼瞼下垂、腋臭症・美容など)
4   113 23
レーザー治療 5   147 152

専門医制度と連携したデータベース事業について

当院は「一般社団法人National Clinical Database(NCD)」のデータベース事業へ参加しています。詳しくはこちらをご覧ください。

スタッフ紹介

見目 和崇 部長 平成11年卒
  • 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
  • 日本創傷外科学会専門医
専門:
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小泉 郷士 医長 平成20年卒
今兼 雄大 医師 平成31年卒
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