手術支援ロボット「Da Vinci Xi」
ダヴィンチとは?
手術支援ロボット「ダヴィンチXi」は、医師が遠隔操作でおこなう腹腔鏡手術を支援する手術用機器です。
例えば、操作は次のようになっています。
- 麻酔をした手術台上の患者さんの腹部に、5~8mmの孔を数か所あけ、アームを挿入します。
- 執刀する医師は操縦席に座り、高倍率・高画質の3D画像を見て手元のコントローラーからアームの先に装着した内視鏡や手術器具(鉗子(かんし)など)を遠隔操作します。
- モニターに手術中の画像が映し出され、手術スタッフは執刀する医師と同じ画像を共有できます。




ダヴィンチ手術の特徴
保険が適用
平成24年度から泌尿器科がおこなう前立腺がんに対する前立腺全摘出手術、平成28年度から腎がんに対する腎部分切除手術に健康保険が適用されました。また、平成30年度には、胃がん・肺がん・直腸がんなど12の手術に健康保険が適用されました。費用は従来の手術と比較して若干高額となりますが、高額療養費制度により実際の負担額は従来と変わりません(額は所得により異なります)。
当院では、前立腺全摘出術からダヴィンチ手術を開始しました。



