安静時心電図
ベッドに仰向けに寝て服をめくった状態で、両手首・両足首に4カ所、胸に6カ所電極を取り付けます。数分間じっとしている間の波形を記録します。痛みはありません。
通常の心電図ではとらえられない波形の変化を補うために5分間心電図検査もあります。
何がわかるのか?
リズムの乱れを記録することで不整脈の種類の鑑別、波形や振幅の大きさや形の変化から心肥大や狭心症、心筋梗塞などの鑑別診断がされます。動悸、息切れ、脈の乱れ、胸痛などの症状の方に有益な検査です。
検査時に注意することは?
- 手首足首と胸の開きやすい服装で来院していただくと検査全体がスムーズに終了します。
- 多少時間がかかりますので、トイレはあらかじめ済ませておいて下さい。
検査時間は?
3~5分です。