消化器内科医師募集

当院では現在、消化器内科医師は副院長を含めて12名が所属しております。近隣医療機関との機能分化により内視鏡検査件数は若干の減少傾向にありますが、内視鏡治療の件数は10年前と比べて倍増しており、内視鏡検査・治療の総数は増加を続けています。最新型の治療・検査機器を用いて、様々な消化器疾患に自院で対応できる体制を維持しております。
しかしながら、医師の働き方改革が求められる昨今、現在の体制を維持していくためには人材確保が急務です。消化器病・内視鏡の専門医取得を目指しておられる方、また取得後にさらに症例を積みたい方を歓迎します。
また、当院は神戸大学医学部附属病院と綿密に連携しており、多施設共同の後ろ向き試験・前向き試験にも積極的に取り組んでいます。領域ごとに責任医師を置いており、肝臓・炎症性腸疾患(IBD)は田中副院長、消化管内視鏡診断・治療は池田副部長、胆道・膵臓の診断と治療は小中医長が担当し、日常診療で経験した症例を学会発表・臨床研究へつなげる体制を整えています。市中病院でありながら、大学および関連施設のネットワークの中で研究に参加できる点は当科の特色のひとつです。
また、当院は内科専攻医に対する内科専門研修プログラム基幹施設ですので消化器内科医師を希望する専攻医の教育と初期臨床研修医の教育にもお力を貸していただきたく思います。
以上のように若手医師に対し内視鏡を含め、消化器疾患に対するアプローチをきめ細かく指導しながら和気藹々な雰囲気の職場です。昔ながらの「見て盗め」的な教育はしておらず研修医や専攻医に対しても実技指導が主体ですので雰囲気や設備なども含めてまず見学にぜひお越しください。
募集要項
| 募集人数 | 若干名 |
| 応募資格 | 医師免許を有し、消化器内科、肝臓または内視鏡診療(診断内視鏡から治療内視鏡まで)に強い意欲をもつ若手(概ね10年目前後まで、要相談) |
| 選考方法 | 書類審査、面接により総合的に審査します |
数字でみる消化器内科(2025年度実績)
集計期間:2025年4月1日〜2026年3月31日
4,004件
上部消化管内視鏡検査
3,174件
下部(大腸)内視鏡検査
181件
ESD(早期がん内視鏡切除)
602件
EMR・ポリペクトミー
294件
ERCP
373件
緊急内視鏡
消化管の内視鏡治療
| 項目 | 2025年度 |
|---|---|
| ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)合計 | 181件(食道26/胃77/大腸76/咽頭2) |
| EMR・ポリペクトミー合計 | 602件(胃6/十二指腸〈underwater EMR〉11/大腸585) |
| 消化管ステント留置術 | 41件 |
| 消化管バルーン拡張術 | 9件 |
| 食道静脈瘤治療合計 | 9件(EVL 6/EIS 3) |
胆道・膵臓の内視鏡治療
| 項目 | 2025年度 |
|---|---|
| ERCP合計(バルーン内視鏡下ERCP・EHL含む) | 294件(うちEST 134件) |
| 超音波内視鏡(EUS) | 152件(うちEUS-FNA 24件/EUS下ドレナージ 5件) |
当院の強み
- ESD導入2006年以来の実績:食道・胃・大腸・咽頭(耳鼻咽喉科と合同)まで幅広く早期がんの内視鏡切除に対応
- 十二指腸腫瘍への高難度治療:underwater EMRに加え、消化器外科と合同で行う腹腔鏡内視鏡合同手術(D-LECS)を導入
- 小腸疾患へのフルアプローチ:カプセル内視鏡+シングル/ダブルバルーン内視鏡の両方を保有
- 胆道・膵臓領域の高度治療:胆道鏡(SpyGlass DS)によるEHL、超音波内視鏡下胆道ドレナージ(EUS-BD/EUS-CDS)など選択肢が豊富
- 炎症性腸疾患(IBD)診療:生物学的製剤、JAK阻害薬など一通り対応し、重症例は兵庫医科大学炎症性腸疾患科と連携
- 緊急対応力:内視鏡・血管内治療(放射線科と連携)・外科手術の3つの手段を院内で選択可能
- 女性内視鏡専門医が常勤:内視鏡検査に抵抗のある女性患者にも対応可能
若手医師の声
当院の魅力は、幅広い症例を経験しながら、専門性も身につけられる環境が整っていることです。
内視鏡室は広く、症例数も豊富です。ESD、胆膵を中心に、肝臓、化学療法、IBDなど各専門領域の指導医が揃っており、症例にも大きな偏りがないため、消化器内科を幅広く学ぶことができます。
また、経験や習熟度に合わせて段階的に指導してもらえるのも魅力の一つです。例えばESDでは、まずマーキングなどの基本的な手技からスタートし、徐々にできる範囲を広げながら指導してもらえます。難しい症例でも、最初からすべてを任せるのではなく、その時点で自分ができるところまで実際に経験させてもらえるので、少しずつできることが増えていく実感があります。
診療では、分からないことや困ったことがあれば、いつでも上級医に相談できる環境があります。日々の診療は基本的に主治医制ですが、時間外や週末はオンコール体制となっているため、休日まで主治医として対応し続けることはありません。仕事とプライベートのオン・オフをしっかり切り替えられるところも、働きやすさの一つだと思います。
消化器内科を幅広く学びたい人も、これから専門分野を見つけたい人も、それぞれの目標に合わせて成長できる環境だと思います。先生方も気さくで相談しやすく、若手にとって働きやすい雰囲気です。ぜひ一度見学に来てください。一緒に楽しく働きましょう!
— 消化器内科 卒後5年目(消化器内科専攻医3年目) 藤原 崇路 医師
消化器内科の週間予定(例)
| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 外来 | EGD | ESDまたはEGD | ESDまたはEGD | EGD |
| 午後 | 外来 | CSまたはEMR | ESDまたはCSまたはEMR | ESDまたはCSまたはEMR | CSまたはEMR |
| 夕方 | 内科合同カンファレンス | 内視鏡カンファレンス | |||
| 随時 | ERCP・EUS(胆膵領域)/緊急内視鏡 専用の透視室を備えており、曜日を問わず上記の枠に随時組み込まれます。2025年度はERCP 294件、EUS 152件を実施しており、週あたり平均9件前後の胆膵処置があります。緊急内視鏡(年間373件)も同様に随時対応しています。 | ||||
※EGD=上部消化管内視鏡、CS=下部消化管内視鏡、EMR=内視鏡的粘膜切除術
消化器内科メンバー写真、院内風景




お問い合わせ
お電話:079-565-8000(代表)に電話頂き、電話頂き、内視鏡センター長・田中もしくは副センター長・池田にご連絡ください。