プログラム責任者よりご挨拶
三田市民病院は、兵庫県神戸市の北に隣接する三田市を中心とした北摂三田地域約20万人の医療圏域唯一の急性期総合病院で、医療圏内のcommon diseaseから2.5次救急まで幅広い疾患が集約してきます。また医療圏にニュータウン開発地区と、農村地域、さらには周囲に介護施設、医療福祉施設などを抱えているため、急性期疾患から高齢者の慢性疾患まで豊富な症例が経験できます。
当院のプログラムは満遍なく内科研修を行う標準コースもありますが、サブスペシャルティの研修に比重を置くサブスペシャルティ重点コースに人気があります。
循環器内科、消化器内科とも県内でもトップクラスの症例数、治療実績を誇り、専攻医1年目からその先頭となって知識、手技に習熟してもらいます。各学年で採用できる人数が限られているため手厚い指導が可能ですし、若手のスタッフも多く、専攻医に比重がかかりすぎない体制が可能で、ワークライフバランスにも優れています。
各診療科が分担して基本的内科診療を行っているため、サブスペシャルティ研修の間も多領域に渡る疾患を経験でき、当院で充足できない領域は、連携施設の専門科で補完し、3年間で内科専門医制度研修カリキュラムに定められた内科領域全般を網羅できますので安心してください。
三田市になじみのない方も一度見学にきてください。ほどよい田舎で、衣食住には不自由しませんし、高速道路網が発達した便利な土地です。
また今後2028年には済生会兵庫県病院と統合し、さらに広い医療圏と診療科をカバーする高次医療機関となります。
地域に密着した医療を共に支え、共に学び、共に成長しましょう。

診療部長・消化器内科部長
田中 秀憲