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my desire.05 10年ぶりの病棟復帰、そして夢の実現

新たな命への願い

「年をとってしわがいっぱいの手になっても、赤ちゃんを抱っこできたら幸せやなぁ」というのが助産師を志したきっかけでした。元気いっぱいの産声や必死におっぱいを飲んでいる赤ちゃん、一生懸命なお母さんの姿を見ていると「どうぞ幸せな人生でありますように」と願わずにはいられません。新しい家族の始まりに、私にも何かお手伝いができることがあれば嬉しいな、と思いながら毎日仕事をしています。

10年ぶりの復帰、不安を乗り越えて

私は子供が小学校に入学し、「これで楽になるからもう仕事を辞めることはないだろう」と思った矢先、家庭の事情で離職する事になりました。家庭が落ち着いたらまた少しだけでも働きたいと思っていましたが、知識、技術、感性、体力、何もかも不安で、10年ぶりの病棟勤務を決心するまでには時間がかかりました。それでも「もう少し看護がしたい」という思いで飛び込みました。聞きなれない薬品名、医療機器、記録の方法、パソコン…緊張で始まった病棟勤務でしたが、スタッフ皆が本当に親切に指導して下さり、楽しく仕事を続けることができています。そして、赤ちゃんや妊産褥婦さん、患者さんに元気をもらいながら、しわがいっぱいの手で赤ちゃんを抱っこさせて頂く夢が叶ってきています。

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