放射線科
●スタッフ紹介
田中 浩司 部長
放射線診断担当 放射線学会専門医 気管支鏡専門医・指導医
日本がん検診・診断学会認定医
マンモグラフィー読影医
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松永
放射線技師長
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他に神戸大学より非常勤医師4名
放射線技師14名
●診療内容
当院放射線科は、放射線治療と放射線診断に分かれており、各々について説明します。
【放射線治療】
放射線治療は、手術、化学療法(抗がん剤治療)とならんで悪性腫瘍に対する治療の3本柱のひとつです。その特徴は、「切らずに治すこと」であり外科手術と異なり臓器の形態や機能温存が可能であることです。このため単に治癒のみを目的とするのではなく、社会復帰が可能な生活の質(QOL)の維持も期待できる治療法です。
当院では、頭頸部腫瘍、肺癌、乳癌、食道癌、皮膚癌、子宮癌、膀胱癌、前立腺癌、脳腫瘍、悪性リンパ腫など各種の悪性腫瘍に対する根治照射(治癒を目的とした治療)だけではなく、疼痛をはじめとする悪性腫瘍による苦痛を緩和する治療も積極的に施行しています。また甲状腺眼症、ケロイドなどの良性疾患に対する放射線治療も行っております。
2007年症例数
新患数 |
107例 |
リニアック治療 |
2,907例 |
腔内照射 |
3例 |
小線源治療 |
1例 |
外照射治療装置:リニアック(三菱電機製
EXL 15DP)
治療計画装置: CTシミュレータ(GE横河メディカルシステス Advantage
Sim)
【放射線診断】
放射線診断は、胸・腹部単純X線写真、上部(食道・胃)、下部(小腸・大腸)消化管造影、CT(コンピューター断層診断)、MRI(磁気共鳴画像)、RI(核医学検査)、マンモグラフィーの画像診断(腫瘍の存在・質的診断)や気管支鏡、CT下生検、血管造影検査を行っています。
IVR(画像診断を応用した治療法)は、肝細胞癌に対する動脈塞栓術、喀血や消化管出血に対する動脈塞栓術、転移性肝腫瘍に対するリザーバー留置術を行っています。
また、院外の医療機関より、消化管造影、CT、MRI、RI、マンモグラフィーも依頼され、施行させて頂いています。
2007年症例数
消化管造影 |
634例 |
CT診断 |
5,078例 |
MRI診断 |
577例 |
RI検査 |
308例 |
マンモグラフィー |
975例 |
気管支鏡 |
12例 |
血管造影 |
99例 |
診断機器
1.各種一般撮影装置
2.X線テレビ装置
3.CT装置(GE
Light Speed QX/i,シーメンス Somatom Emotion 6)
4.MRI装置(フィリップス
Intera Achieva 1.5T Nova)
5.RI装置(GE
横河メディカル Maxxus)
6.乳房撮影装置(日立
LORAD M−W)
7.血管造影装置(フィリップス
FD−10型、FD−20型
2台)
8.結石破砕装置(ドルニエ社
ドルニエリソプターU/50)
9.救急部門専用撮影装置
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