看護部看護課
看護部は、看護の専門性を生かし、看護ケアの継続性・個別性を基本とし、患者様の生活の質を大切に、「良質で信頼される看護」の提供を目指して努力しています。また、2部署(手術室、外来系)と7病棟の計9看護単位において、看護を”サービス”として捉え、質の向上に努めております。 |
―良質で信頼される看護の提供をめざして―
●看護部の理念と目標
看護部職員は、以下の事柄を理念に掲げ医療職としての職業倫理を守り、地域住民のために貢献します。
【看護部の理念】
1. |
私たちは、常に生命の尊厳を忘れず、患者さまの人権を尊重し、看護職の倫理規定を行動の指針とし“良質な看護”を提供します。 |
2. |
私たちは、社会のニーズと医療の高度化、専門化に即応し、患者さま家族からの意見や要望を大切にし“信頼される看護”を提供します。 |
【看護部の目標】
1. |
患者さま、家族にとって安全・安心なケアを行い、事故防止に努めます。(安全安心なケア) |
2. |
看護におけるインフォームドコンセントを推進し、患者さまの意見や要望が反映されるケアを提供します。(顧客満足) |
3. |
業務の現状をたえず分析・評価し、責任と継続性のある看護提供システムを工夫します。 |
4. |
総合看護情報システムを活用し看護業務の効率化と患者サービス向上に活かします。 |
5. |
自己のキャリア開発と専門性を高め自己目標を達成し、満足感が得られるように努力します。 |
●看護の提供
一般病棟入院基本料(7対1入院基本料)
次々とチャレンジを続ける看護部
1.<看護の専門性を発揮する>
平成16年に救急重症病棟(7床)を開設し、救急外来部門を整備
地域医療連携のために、地域医療連携室の開設し、ケアマネージャーの資格を持つ看護師を配置
また日本糖尿病療養指導士の認定を受けた看護師の配置
さらに予約制で看護5つの専門看護相談を企画するなど
看護の専門性と地域ニーズに対応した看護相談の充実を図っています。
また、新たに通院で治療を受けるがん患者さまのために“がん化学療法室”を設け、専門の教育を受けた看護師を配置しています。
2.<患者受け持ち制が基本>
病棟では、モジュラーナーシング、チームナーシングを取り入れています。
三交代制勤務ですが、患者さまの看護が実践―評価できるような看護体制です。
3.<総合看護情報システム(看護支援システム)>
看護活動を支援し、看護サービスの向上と効率化のための“独創的な看護支援システム”
入力にはノートパソコンを用い、ベッドサイドでも測定―実施―入力ができるシステムです。
●看護師の教育
病院と看護部の理念に基づき、豊かな感性、高い倫理観、真の自律性を身につけ、幅広い理論を実践と統合した「看護実践能力」を有する看護師を育成し、地域医療への貢献を目指しています。
看護実践能力」5つの要素
1.看護サービス実践能力
2.研究能力
3.人間関係調整能力
4.教育能力
5.マネージメント能力
この要素を備えた看護師育成のために年間の教育プログラムを組み、実施しています。
教育システム
1.時間内教育
(プリセプター制度での指導)
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・新任者研修
・卒後フォローアップT(年4回)
・卒後フォローアップU(年3回)
・卒後フォローアップV(年2回)
・所属内での技術・知識教育はOJTで |
2.対象別 |
・プリセプター研修(年4回)・・・プリセプターに
・中堅研修(年1回)・・・所属のリーダーに |
3.全体研修 |
出席は、任意(年6〜7回)
・創傷ケアの基本
・看護研究(研究課題と方法の明確化、研究のデザイン)
・看護実践発表会etc |
4.専門コース |
出席は、任意(受講希望者)
・創傷ケアコース
・看護マネージメントコース
・がん看護コース
・実習指導者コース
終了して、認定看護師を目指そう |
5.管理者コース |
・看護マネージメント
・看護管理者研修
・ファーストレベル
・セカンドレベル
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●総合看護情報システム(看護支援システム)
ノートパソコンを利用したコンピューターシステムで、看護活動を支援し看護サービスの向上と効率化に取り組んでいます。
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