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診療部及び看護部のご案内 消化器科

●スタッフ紹介

中村 晃 部長中村 晃 部長

日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
専門:消化管疾患、肝疾患

脇 信也 副医長 日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定医
専門:消化管疾患、肝胆膵疾患の診断と治療
田中 秀憲 医長

日本消化器病学会専門医
専門:消化管疾患

畑中 宏史 医員  
菅 もも子 医師  
小野寺 健介 医師

●特色
消化器科は平成10年に内科より独立して創設された科です。その内容は、近年その技術の進歩が著しい電子内視鏡を用いて、胃、十二指腸、大腸を中心とした消化管の検査処置を数多く行っています。また通常の腹部超音波検査の他、超音波下の穿刺等も行い肝胆膵疾患に幅広く対応しています。

次に当科で行っている治療について疾患ごとにご紹介いたします。
(1) 上部消化管出血: 上部消化管出血患者に対して、クリッピング、エタノールの局注療法等を行って止血しています。

(2) 胃十二指腸潰瘍: ヘリコバクターピロリが存在している場合は、患者の希望により除菌療法を行っています。

(3) 食道静脈瘤: 出血例および出血の危険度の高い症例に対してEVL(内視鏡的結紮術)およびEIS(内視鏡的硬化療法)を行っています。

(4) 早期胃癌、胃ポリープ: 早期胃癌は、高分化癌で粘膜上皮に限局している場合には、 ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を積極的に行っています。胃ポリープは、良性であっても出血の危険性がある場合は、内視鏡的に切除しています。

(5)

大腸ポリープ: 基本的に5o以上でgroupIII以上は積極的にEMRを施行しています。

 

(6) 総胆管結石: 症例に応じてEST(内視鏡的乳頭切開術)を行い採石に努めています。

(7) 悪性胆道狭窄: PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)や内視鏡的経乳頭的に内瘻術を行っています。

(8) 原発性肝癌: 放射線科医師と協力し合いTAE(肝動脈塞栓療法)やRFA(ラジオ波焼灼術)、PEIT(経皮的エタノール注入療法)を行っています。

(9) 慢性肝炎: B型肝炎患者に対してインターフェロンや核酸アナログによる抗ウイルス療法を行っています。C型肝炎患者のウイルス完全排除をめざしてインターフェロン +リバビリン療法を行っています。

(10) 炎症性腸疾患: 潰瘍性大腸炎は、大腸内視鏡によって得られた所見をもとに、副腎皮質ホルモンや抗炎症剤等の投与で、寛解をめざし治療しています。またクローン病の患者に対して経管栄養療法を中心に行い、寛解とその維持に努めています。

●2007年年間検査・手術症例数
上部消化管内視鏡
2,517例
下部消化管内視鏡
1,508例
腹部超音波検査
3,630例
大腸ポリープ内視鏡的切除
296例
早期胃癌内視鏡的切除(粘膜下層剥離術)
29例
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(乳頭切開含む)
62例
内視鏡的乳頭切開術
49例
肝臓癌肝動脈塞栓療法       (放射線科施行)

37例(77回)

肝臓癌ラジオ波焼灼術
3例
緊急上部内視鏡処置
69例